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天然木でフレームを製作した純木ソファ。
そのフレームすべてが天然木クルミ材の無垢板という価値ある逸品です。
クルミは北海道、本州、四国、九州などに分布していますが総数はあまり多くありません。
種類として、主にフローリング材に使われているオニグルミ、クルミの実を目的として栽培されているテウチグルミなどがあります。
中庸な硬さと重さがあり狂いが少ない樹種なので、特徴的な用途としてライフルなどの銃床が有名です。
このソファに使用しているクルミはマグルミと言って、クルミのなかでも寒い地域でゆっくりじっくりと育った種類です。

まずはじっくりと画像をご覧下さい。
大自然を感じさせる温もり感と造形の美しさに溢れる背もたれは一枚板を使用。
よく見ると上下の長い側の縁が優しい曲線を描いています。
これは職人が木目の流れに沿って鉋(かんな)で削り込んだ伝統技法のみみつき仕上げ。
天然木の持つ自然なボリュームや風合いを大胆に表現しています。
また、思わずテーブルと見間違えそうなつくりと広さの座面も無垢板製。
テーブルの天板と同様の幅矧ぎ構造で仕上げてあります。
座面のサイズは幅172cm、奥行き約60cmのゆったりサイズです。

背もたれ下側には渡し板があります。
渡し板は本体を歪みにくくするために必要な大切な構造のひとつです。
その渡し板を見ると、何故か細長い楕円形の穴が2つあります。
この2つの細長い楕円形の穴にも大切な役目があります。
座面クッションを無垢材製の座面にただ置いただけでは、座面クッションは滑ってズレてしまいます。
そのため座面クッションの裏面を滑りにくい他の素材にする方法が一般的です。
しかしそれでは座面クッションが片面しか使用出来ません。

そこで座面クッションの後ろ側に幅広の輪っかを縫いつけました。
そしてその輪っかを渡し板にある細長い楕円形の穴に差し込んで、専用の棒を通して座面クッションを抑えるようにしました。
つまり、暖簾(のれん)の乳に棒を通すように・・・です。
すると座面クッションはズレなくなりました。
更に座面クッションは背もたれクッションと同様に両面を使うことが出来るようになりました。
この差し込む専用の棒も天然木クルミ材製。
先端も丸めた丸棒タイプなので、座面クッションを痛めることもありません。
更に渡し板は座面クッションが後ろ側にズレることを防ぐストッパーの役目も兼ねています。
このソファには無駄な部分や不必要な装飾が一切無いことがお分かり頂けましたでしょうか?

このソファには一枚仕立ての座面クッション、更に3個の背もたれクッションが付属しています。
背もたれクッションが3個ならば、座面クッションも3個になっていることが通常かもしれません。
しかし座る場所や位置を限定したくないことと見た目のシンプルさを考えて、座面クッションを一枚仕立てとしました。

後ろ側から見ると背もたれクッションはソファ本体の背もたれより低いことが分かります。
これも空間工房が考えるくつろぎのためのこだわりです。
ソファを選ぶ際に背もたれの高さを重要視されるお客様がいらっしゃいます。
それは身体を支えて包み込んでくれるようなイメージがあるからなのだと思います。
でも本当にそのイメージ通りなのでしょうか?
ソファの多くは背もたれの角度を後ろ側に寝かせています。
そして頭を支えるために背もたれを高くしています。
しかし背もたれに寄りかかった際の視線は天井に向いてしまいがちです。
そのため背もたれの高いハイバックタイプのソファには、背もたれ上部が起きあがっているものもあります。
良いように思えるかもしれませんが、この背もたれ上部の起きあがりを今一度考えてみて下さい。
男性には首や頭が起きあがっていい感じに思えるかもしれませんが、体格の小さな人や女性が座るとどうなるでしょうか?
背もたれ上部の起きあがりに頭が届かない人は頭を後ろから前に押しつけられる姿勢、つまりあごを引いてお辞儀をしているような状態になってしまいます。
さすがにその姿勢では息苦しくなりますので、クッションなどを背中に当てて座ることになります。
しかしそれではとてもくつろぐことは出来ません。
そのためソファはいらない、好きじゃないと言う女性も少なくないのです。
女性だって、背もたれに全身を預けてゆっくりと座れることを望んでいます。
でもそれが出来ないとなると、そのソファはくつろぎを重視しなければならないはずのホームユース用ソファと言えるのでしょうか?
空間工房のソファが、他社さんのソファに比べて背もたれの角度が起きあがっているものが多い理由がここにあります。
では、
背もたれが高くないソファでくつろぎたい時にはどうしたら良いかと言いますと・・・
いよいよピロークッションの出番です。
と言っても、もちろん背中や腰に当てるのではありません。
ピロークッションを肩の後ろ側に当てて頭と首を起こしてみて下さい。
快適な角度やフィット感にとても驚かれると思います。

更にこのソファの背もたれクッションは置きクッションタイプです。
置きクッションタイプは背もたれクッションの下側を少し前に出して角度をつけるだけで、座り心地を変えることが出来ることも特長です。
更に背もたれクッションを縦にして使うというウラ技ハイバックもありです。
この絶妙な角度やフィット感は、固定式背もたれタイプのソファでは決して味わうことはできません。
肩の後ろ側に当てたピロークッション+背もたれクッションの下側を少し前に出すことで、くつろぎの絶妙なポジションが得られると思います。
ソファの座りの善し悪しは、背もたれの高さだけでは判断することが出来ません。
と言うより、背もたれは高すぎず、寝すぎていない方が良いと思えます。
それは背もたれの高さについては大が小を兼ねることはないからです。

アーム部分は幅が約30cmもあるワイドタイプになっています。
カップなどを乗せるサイドテーブルとしてもお使い頂けます。
そしてアーム上面や背もたれにある小さな黒っぽい丸にお気づきでしょうか?
もちろん塗料などで表面に描いたものではありません。
この小さな黒っぽい丸も天然木製です。
これは各部位を固定して接合したビスの穴に、ピッタリサイズの円筒形の天然木を入れてきれいにふさいだものです。
小さいながら味わいのあるアクセントになりました。
また、座面前側の縁は流れるような優しい曲線を描いています。
これは背もたれと同様のみみつき仕上げです。
木目の流れに沿って職人が鉋(かんな)で削り込んだ伝統技法で、天然木の持つ自然なボリュームや風合いを大胆に表現しています。
キリッとした直線部分と流れるような曲線部分との織りなす絶妙なバランス感覚。
私たち日本人は繊細な風情を大切にしています。
世界中探しても日本にしかない"わび"や"さび"という美意識。
不要な飾りを捨て、あっさりとした中にも深みを感じさせる"わび"。
枯れた渋みのある懐かしさと趣を感じさせる"さび"。
そんな"わび""さび"の心を大切にしている職人の粋なこだわりが随所に見受けられます。

背もたれクッションを取り外してみました。
背もたれクッションがあった時とは表情が変わりました。
この状態でも座ることが出来る一枚板の背もたれの角度を見逃さないで下さいね。
更にこの画像を見ているとゴロンと横になりたくなります。
横になるとアーム部分の高さが違和感ないことに気づかれると思います。
もちろん背もたれクッションやピロークッションを乗せて枕にしてもいい感じです。
この時にも境目の無い一枚仕立ての座面クッションの理由に納得されると思います。
平らでフラットな座面は、まさにお昼寝の指定席になりそうです。

クッションの張り地は布地にこだわりました。
欧米のソファの約70%以上が布地張りということをご存じでしょうか?
それは布地の持つ包み込むような触感や色柄などのインテリア性、お尻が滑りにくいノンスリップ性やメンテナンス性の良さなど、理由はたくさんあります。
布地は汚れたりすり切れたりしやすいと思っている人がいらっしゃいますが残念ですが正解ではありません。
汚れやすいとしたら家の中も靴で過ごす欧米の人の多くが布地張りを使うのでしょうか?
すり切れやすいとしたら自動車の座席シートに布地張りを使用するでしょうか?
自動車の座席シートには布地張りとレザーや革張りのものがあります。
布地張りシートの場合でも10年使ってすり切れたという人は少ないと思います。
家で使うソファに比べて自動車のシートは環境や条件が悪いわりには丈夫です。
それは椅子張り専用の布地を使用しているからです。
布地には洋服やカーテンなどに使用するものと、椅子やソファに使用するものとがあります。
同じように思える布地でも、椅子張り用は丈夫で耐摩耗性にも優れています。
このソファに使用している布地はソファ専用ですのでご安心下さい。
メンテナンスはとても簡単です。
汚れは付きにくく、付いたとしても落としやすくすることがポイントです。
例えばブラッシングです。
非常に柔らかな毛先のブラシで静かに優しくブラッシングしてこまめにホコリを取ります。
更にワンシーズンに一度程度、布地用の撥水スプレーをして下さい。
どちらも湿気の多い日本では是非実行して頂きたいメンテナンスです。
将来的に張り替えなども可能ですのでその際にはご相談下さい。

たまには座面クッションと背もたれクッションをすべて外して、縄編み座布団なんていかがでしょうか?
座面に胡座(あぐら)して座るのも日本人ならではのくつろぎ方だと思います。
更に何も敷かないで直に座面に座っても、座り心地が良いことに驚かれるお客様も大勢いらっしゃいます。
でも天然木製の座面には天然木製座面の椅子と同様の大切なポイントがあります。
それは塗装方法です。
このソファはすべてが植物自然塗装仕上げです。
艶やかでツルッとした風合いのウレタン樹脂塗装とは、自然の風合いや温もり感がまったくの別物。
まるで木肌を直に触っているような、多少ザラッとした感触も特長です。
実はこの多少ザラッとした感触が大切なポイントになります。
ウレタン樹脂塗装など通常の塗装はツルッとした仕上がりのためにお尻が滑ってしまうことがあるからです。
お尻が滑ってしまうと滑らないように力が入るために、くつろいで座ることとは程遠い事になってしまいます。
しかしこのソファのようにオイル系の植物自然塗装で仕上げると滑りにくくなります。
更に木目がブレーキ効果になって尚更滑りにくくしてくれます。
この差は瞭然です。
経年変化が楽しめることやアフターメンテナンスが出来ることも、植物自然塗装の大切な特長です。
天然木製の座面は塗装方法も大切なポイントなのです。

家は唯一のくつろぎの場です。
だから家で使うソファはくつろぎを基準に選ぶ必要があります。
会社の応接間にあるソファとは選び方がまったく異なります。
ではくつろげるソファを選ぶ方法は?
答えはくつろげる姿勢で座れることと優しさです。
日本人は家の中では靴を脱いで生活をします。
これは世界でも珍しい生活習慣です。
床が汚れていないために床に座ったり寝ころんだりもします。
床に座るときは男性はあぐら、女性は横座り(お姉さん座り?)がもっとも楽なようです。
では何でソファが必要なのでしょうか?
長時間床に座るためにはおしりが痛くならないクッション性と、腰が痛くならない背当てが必要です。
更に冬などの寒い季節の時はもちろん、夏の暑いときでもエアコンの冷気がたまる高さでは寒くさえ思えます。
つまり冷気を感じることのない座面の高さも必要になります。
そこでソファの登場です。
ソファはそれらすべてを解決してくれる優れものといえるでしょう。
ソファの座面の高さは靴を脱いで足が床にしっかりと着くことが基本です。
背もたれの高さはあまり高くなく、腰のフィット感に優れたものが最適です。
【幅矧ぎ構造について】
数枚の一枚板を奥行きの方向に矧いでいく高度な製法です。
例えばこのソファの座面は長さ172cmの一枚板を数枚幅矧ぎして奥行きを約60cmにしています。
集成材に比べて一枚一枚の板が大きいために木目もはっきり分かり木の温もり感や自然な質感に溢れています。
【集成材について】
木を小さく切断した木片をつなぎ合わせたものです。
家具の材料として使用する木はある程度の太さ(直径)が必要ですが、なかにはその太さに短期間で育つ元気の良い木もあります。
それはゴムの木とも呼ばれるラバーウッド材を代表とする温度や湿度が高い南洋地域の木です。
若くして太くなる元気な木は反ったり歪んだりしやすいために、その多くは細かく切られ接着剤でつなぎ合わされて集成材にします。
集成材は南洋材以外にもあります。
【植物自然塗装について】
空間工房の植物塗料は自然の植物油(ひまわり油や大豆油等)をベースにした無公害塗料です。
その品質は厚生労働省の食品衛生試験に合格しています。
家具の塗料が食品衛生試験を受けることも合格することもすごいと思いませんか?
防虫剤・防腐剤やホルムアルデヒド等の有害物質を一切含まないので人体や動植物に安全なのです。
植物自然塗料は木に浸透して良くなじむために木の持つ自然の風合いをいつまでも保ち続けます。
また木の表面に塗膜を作らないために木の呼吸を妨げず木の特性でもある調湿機能を損なうこともありません。
塗装方法もエアガンや機械を使わずにハケで手塗りをしています。
そして濡れた状態を布でこすり木に染み込ませます。
数日後サンドペーパー(紙ヤスリ)で表面を平らにしてから再度ハケで手塗りです。
そしてまた濡れた状態を布でこすり木に染み込ませます。
樹種によってはこの作業を3〜5回も繰り返します。
最終塗装の後、約7〜10日間日陰で自然乾燥をさせます。
そして最終仕上げを施していよいよ完成です。
つまり植物塗料を木に浸透させて良くなじませることこそが植物自然塗装で塗膜を作るための他の塗装とはまったく異なる点です。
だから塗装だけでも最低でも2週間以上の日数が必要になります。
また植物自然塗装はどんな材木でも可能なわけではありません。
植物塗料を塗るだけだろうと言われることがありますが残念ながら間違いです。
製材後に数年間自然乾燥させ、更に人工乾燥で虫の卵などを無くした上質材にのみ可能な塗装方法です。
つまり良い材質を最上の状態にしたものだけ木が呼吸することの出来る植物自然塗装が可能になるのです。
植物自然塗装は木に染み込み木の表面に塗膜を作らないために木の呼吸を妨げない無公害塗料の塗装です。
ウレタン樹脂塗装を代表とする通常の塗装は木の表面に塗膜を作り木を密閉する化学塗料の塗装です。
残念ですがスタート地点がまったく異なるためにゴール地点も異なります。
ウレタン樹脂塗装などはコストも安く、製作時間が早く、設備があれば熟練していない人でも可能です。
塗膜が厚いために汚れや湿気に強いことが特長です。
確かに量産するには最適の方法であることは間違いありません。
しかしホルマリンを含有していること、木が呼吸出来ないこと、木肌を触ることが出来ないこと、経年変化が楽しめないこと、削り直しが出来ないこと・・・をとても残念に思います。
各塗料や塗装方法の相違点や特長を知っていればケースバイケースでお客様ご自身が選択する事が出来ると思います。
家具には量産が出来るものと量産が出来ないものとがあることをご存じですか?
無農薬野菜があるように無公害家具があることをご存じですか?
桐タンスの他に削り直しの出来る家具があることをご存じですか?
長い歴史の日本にアンティークと呼ばれる家具がほとんど無いことをご存じですか?
人の指紋がすべて異なるように、木目もそれぞれ異なります。
そのためお届け品の木目や風合いが画像とは多少異なりますことはご了承下さい。

約W220xD77xH85/37cm
【総天然木クルミ材 ,植物自然塗装 ,布地張りクッション(ライトグレー色系) ,ウレタンフォーム他】
※このソファはご注文後から製作を開始するオーダー生産品です。 ※納期は通常時期でご入金確認から約50日間の予定です。 ※天然素材のために風合いやサイズ等が微妙に異なることはご了承下さい。 ※サイズのオーダーメイドも可能です。詳しくはお問い合わせ下さい。 ※大きさや重量などの関係から発送の出来ない地域がございます。ご了承下さい。
配送会社:福山通運 ,配送区分:S
『天然木 ,肘付ソファ ,木製ソファ ,木のソファ ,オイル塗装』
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| 商品名 |
【SF0006】 素材感に溢れる天然木クルミ材のソファ |
| 価格 |
\366,450(送料別)
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| 取扱期間 |
年中取り扱い |
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