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最近、うんざりしているのが『第三のビール』と言われるビール風飲料に、サッポロ・サントリーに続いてアサヒ・キリンが参入して春までに大手4社の商品が出揃うというニュースです。消費者の方がビールから発泡酒に移行したのと同様のことが発泡酒から「第三のビール」に移行するのは明らかで、それによって売上減少というのは目に見えています。そもそも「第三のビール」というのは日本の複雑な酒税の隙間を突いた「節税商品」で、ビール(麦芽使用比率67%以上)の350ml缶1本当りの酒税「77.7円」、発泡酒(麦芽使用比率25%未満)の350ml缶1本当りの酒税「46.99円」に比べると『ドラフトワン(サッポロ)』は「その他の雑種」で350ml缶1本当りの酒税は『24.20円』です。酒税の差以上に価格差が有るのは「原材料費」も安いからと推測されます。ちなみに「ドラフトワン」は原料に一切麦芽を用いないで「エンドウ豆」から抽出した「エンドウたんぱく」を使って製造しています。ひとつ疑問に思うのは、日本の大手ビールメーカーがそこまでして「低価格」のビール風飲料を競って製造することです。日本の国民一人当たりのビール消費量は(年間)「50.9リットル」で世界30位、一位のチェコは一人当たり「158.9リットル」も消費しています。一人当りのビール消費量の多いチェコ・アイルランド・ドイツ・オーストリア・イギリス等と比較して日本人が所得水準が著しく低いわけでもないと思うのですが・・・。「高すぎる(ビールの)酒税」と「日本の大手ビールメーカー4社の戦略」が今後の日本のビール市場の行方が決まるような気がします。 |
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