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516年4月23日、時のバイエルン候ウイルヘルム4世が『ビール純粋令(Reinheitsgebot)』を公布しました。「ビールは大麦・ホップと水以外の原料を使用してはならない(Gersten,Hopfen und Wasser 1551年に酵母が加えられる)」という法令はそれまで粗悪なビール造りが横行していたバイエルン地方のビールの品質を飛躍的に向上させる事となりました。それまでビール造りにおいて北ドイツの後塵を拝していたバイエルンは、北に追いつく為努力をしていましたが純粋令を契機としてバイエルン地方のビールの品質が北ドイツのビールに勝るとも劣らないほどになりました。更に1553年には、新たな品質保持の為の法令が出されます。「バイエルン領域内で醸造される下面発酵ビールはミカエルの祭り(9月29日)から翌年のゲオルクの祭り(4月23日)までに醸造すべし、そして夏の期間に消費されるビールは日保ちがするように、ホップを多く添加すべし。」従って3月に仕込んだビールは、夏の終わりまで日保ちがするように特に念入りに造られたので、市場で評価が高く、高い値段で取引されたので今でも高級ビールの代名詞として「3月ビール(Marzenbier)」と呼ばれています。純粋令から500年近く経った現在でも、ドイツの醸造所のほとんどが「純粋令」をまもってビール造りを行っています。 |
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